トピックス63 梅花流創立65周年記念奉賛大会

 平成29年5月24日より26日まで梅花流創立65周年記念奉賛大会に二泊三日の日程で参加してまいりました。二日目サンドーム福井において記念式典が執り行われました。写真は「サンドーム福井」です。

昭和27年の創立以来、多くの人々が梅花流詠讃歌を通して一仏両祖のみ教えを実践して、ここに65周年の記念奉詠大会が開かれました。

 開会式においては、講員物故者、阪神、淡路大震災23回忌、東日本大震災7回忌、熊本地震一周忌の追悼法要が厳修されました。

 梅花のオリジナルキャラクターのばいかくん、ばいかさんも会場に現れて、みんなの人気を集めてました。

 サンドームでの式典が終了したあと大本山永平寺に移動しました。境内に入りますとすずやかな風と共にその厳粛さが感じられ身も心も洗われる気がしました。

 この門は「唐門」と申して禅師様がお通りになられる特別のご門ですが、この度梅花流65周年記念奉賛大会の開催に際して特別に開門して下さりとても貴重な経験をしました。

 そして、広い山内を巡り巡って禅師様の説法の道場でもあり、一般の寺院でいう本堂にあたる、法堂(はっとう)にて今回のもっとも大事な報恩献詠を行いました。全国から一万人近い人々が献詠をするのにどうなるかと案じておりましたが、県ごとに粛々と、静かに執り行われました。


   歌の大意は「山の色も谷川の響きも、みなお釈迦様の説法であり、おすがたである」

 献詠の曲は、永平寺の御開山、道元禅師がお詠みになられた「大本山永平寺第一番」(渓声)です。緑濃き境内のなかに『渓声』の石碑がたっていました。