算額
算額とは和算の問題を絵馬に記して神社、仏閣に奉納されたものです。
日本独特の数学である和算は、江戸時代に発達し、さまざまな流派が生まれたとか。
算額には問題と解答が図と漢文で記されている。

碩水寺の算額には七つの問題が記され、それぞれに氏名が記されている。
青柳宿 関崎 薫義、倉下 清右衛門、青柳 太兵衛、、宮淵 彌治右衛門、倉下 利朔、
関崎 和三郎、倉下 利右衛門と七名の氏名が書かれている。そして 、慶応四戌辰初午
吉日、 世話人 彌治右衛門、弘太朗となっている。この七名が問題をだしたものか定かではない。