「ダルマさん、ダルマさん、にらめっこし ましょ、笑うと負け よ・・・」と子供達の遊び唄に歌われたり、「七転び八起き」、七難八難なんのそのと起きあがり小法師のダルマさん、このように絵に、 彫り物に災難よけのお守りにと、ダルマさんは昔から人々に親しまれ、 愛されてきた人気者です。 さて、このダルマさん、実はれっきとしたお坊さんで、しかも、禅の教えを、 インドからはるばる中国へ伝えた偉大な禅僧であります。ダルマさまは又、「震旦初祖菩提達磨大和尚」 ”しんたんしょそ ぼだいだるまだいおしょう”とお呼びします。 震旦初祖とは、中国の禅門第一祖という意味で、 座禅は達磨さまから始まったということになります。 禅宗のお寺では必ず達磨像をお祀りして、そのお徳を慕うことにしているのです。 達磨大師についてはこち らをクリックしてください。